ウタにココロをのせて<詩集>
私と、世界と
私と世界は

いつだって隣り合わせ。


壁をめくれば

ほら、すぐそこ。




たとえば

私は箱の中。


私と世界を隔てる箱。


上下左右の6つの壁が

私と世界を隔てるの。


中にいるのは簡単。

壁をめくるのも簡単。




たとえば

ここは宇宙。


限りない世界が

私を待ってるの。


少し手を伸ばしたら

どこまでもゆけるのに。




それなのに

どうしてでしょう。



一歩も動けなくなってしまうのは。
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