花恋-ﾔｸｿｸ-

『なんでｯ!？』



「…ｯｯ!!」



ﾙｲｷ『ここで問題です。どうしてみいらの携帯から謎の番号にかけると,らいかの携帯が鳴るんでしょう。』



<ﾐｲﾙ>

やっぱりらいかﾁｬﾝだ…。信じたくなかった。



ﾗｲｶ「この前交換したんだよ。」



<ﾐｲﾙ>

え？なんでそんな嘘…。


ﾐｲﾙ「交換…してないよ。」



ﾗｲｶ「嘘ついてる-!!るいき,私信じるでしょ？」



《ﾙｲｷ》

はぁ～。こいつ。



ﾙｲｷ『信じるよ。みいらをな。』


ﾗｲｶ「なんで？彼女なのに…。」



《ﾚｲﾄ》

なんだよ。意味分かんねぇよ。なんでらいかの携帯が鳴んだよ。



ﾙｲｷ『俺チャン知ってるもんね。前行った居酒屋でらいかがれいとの携帯見てみいらの番号入れてるの～。』



ﾗｲｶ「!!!」



ﾚｲﾄ『らいか,お前…。』



ﾙｲｷ『はいはい～。まだまだあるんだな。まだ黙っとけよ。』



ﾚｲﾄ『…』



ﾙｲｷ『みいらは,その謎の番号から頻繁に着信を残されてたわけ。

その頃だろうな,お前らの秘密が始まったの。』



<ﾐｲﾙ>

これが嘘だといいのに…。