花恋-ヤクソク-
ミイル「家で落としてるの見ちゃって…。

好きな人の写真を持ってるって特別な証拠でしょ?


それは見ても何も言わなかった。


妹みたいな存在って言ってたから。


だけどね,マーガレットの香りがれいとクンからするのは我慢できなかった…。


知ってる?マーガレットの花言葉は心に秘めた愛なんだよ。


花屋だから分かる…。


れいとクンからこれ以上香ると心がもたないや。



れいとクンもらいかチャンの気持ちに気づいてるでしょ?


好きなのは私じゃなくてらいかチャンだって事。


らいかチャンにしっかり応えてあげなよ。」



レイト『みいる…ごめん』



<ミイル>

もうやだ…。



-黙ってた女神が口を開く。



ライカ「…え~!人の事のぞいたり探ったりしてたんだ。こわ-い。」



<ミイル>

らいかチャン…



レイト『ちょっ,らい…』


ルイキ『お前バカか!?』


ライカ「バカじゃないもん!!勝手に人の気持ちがどうだとか言ってるこの人の方がバカじゃないの~?」



ルイキ『お前の裏側見えちゃったよ(笑)
騙された俺チャンかわいそ-。』


ライカ「なによ!!だってだって…みいるチャンが私のれいとを取るからじゃん。」



<ミイル>

え?


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