花恋-ヤクソク-
《ルイキ》


ビデオ屋来たのはいいけど,何借りていいか,いまいちピンとくるもんがねぇな。


びびっとくるやつ?(笑)


何かねぇかな-。



?『お!!るいきじゃねぇ?』


『おぉ!!れいとじゃ-ん。何してんの?』



あっ!
こいつれいとね。
う-ん,腐れ縁ってやつかな。



レイト『俺暇だからさ-ビデオ屋いって何か借りようとしたんだよね。』



おいおい。
ここにも暇人(レイト)がいたよ。


『まじ?!奇遇だな。俺も暇だから遊ぼうぜ。俺んちこいよ。』


レイト『お-いくいく!!!』


『決まりだな。おっしゃいくぞ。』






-るいきの部屋-


『気使わずゴロゴロしちゃっ………』



すでにゴロゴロしちゃってますけど,れいとくん。

まぁいいか。



レイト『うわわわわ-!!!なんだこれ!!!!』



うわっ!!
まじびっくり。
なんだよれいと。


『なに?』


レイト『いや-,なが-い髪が落ちてるんですけど(笑)一体誰だよ。』



やばっ!!
いつのまに落ちてたんだよ!!



『ばれちゃった??☆実は彼女のな………』


いまかっこよかった??↑↑


さらっと“彼女”発言しちゃった俺。


レイト『はいはい。実際誰の??』


ん??
まったく相手にされてないんだけど-!!!


まぁ,もやもやしてたし,れいとに聞いてもらおう。



『聞いてくれよ。実はな………』




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