花恋-ヤクソク-
レイト『……!!!』


ライカ「久しぶり…。」


レイト『らいか。久しぶりだな。元気か?!』


ライカ「元気だよ。れいとは?」


レイト『元気元気。』


ライカ「れいと,彼女できたんだって?るいきから聞いた。」


レイト『お-。彼女いるよ。』


ライカ「そうなんだ。幸せ??」


レイト『かなりな。お前はど-よ?』


ライカ「幸せ。最高の彼氏だもん。」


レイト『ノロケなんか聞きたくね-よ。でもよかったな。るいきが彼氏で。』


ライカ「そうだね。れいとがいなかったら付き合えてなかったもん。」


レイト『感謝しろよな。』


ライカ「感謝してます-。彼女とお幸せにね。」

レイト『おぅ。お前もな。頑張れよな。俺よりるいきの方がむいてる。』


ライカ「なんでれいとがでてくんのよ?」


レイト『だって俺…。』


ライカ「だって何?」


レイト『……ずっとらいかが好きだった。』


ライカ「え?そんな…。」

レイト『勘違いすんなよ!!お兄さん目線だよ。』


ライカ「そうなんだ。お兄ちゃんありがと(笑)」


レイト『ほんとの兄妹みたいだな(笑)』


ライカ「そうだね。」


レイト『それじゃ,俺急いでるから。またな。』

ライカ「うん。またね。」




《レイト》

らいかに会うなんて…。

しかも“好きだった”って言ってしまった。

誤魔化したけど…。


言ってよかったのか?


今さら後悔だな。


いっか。
俺にはみいるいるし!


早く家行こ。










「そんなのずるいよ…」
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