花恋-ヤクソク-
ミイル「らいかチャンいらっしゃい」

ライカ『こんにちは。またマーガレットください。』


ミイル「はい。いつもありがとうございます。いつもマーガレットだけど誰にプレゼントしてるの?」


<ミイル>
なんて言うんだろう。


ライカ『う-ん,これは入院してるおばあちゃんに。マーガレットが大好きで。』


ミイル「そうなんですね。喜んでいただけると嬉しいです。」


ライカ『いつもみいるチャンの事話してるんですよ。ラッピング可愛くしてくれるからおばあちゃんも大喜びです。』


ミイル「よかったです。はい,これ。」


ライカ『今日も可愛い-!!!ありがとう。また来ますね。』


ミイル「は~い。」


<ミイル>

おばあちゃんにだって。
ほらやっぱり私の勘違い。


だってまず今日,金曜日だし。

大丈夫大丈夫。


カエデ『みぃチャン,ポイントカード忘れてる。』


ミイル「忘れてた~。追っかけてきます!!!!」


カエデ『ダッシュでね。』


<ミイル>

んもぉ~!!!

私のばか。


急げば間に合う!!!



いた!!!


公園?


ぱっと渡してこよ。


ミイル「らいかチャン,ごめんなさい。ポイントカード渡し忘れちゃって…はい。」


ライカ『わざわざありがとう。』

ミイル「じゃ,仕事戻るね。さよなら。」


<ミイル>

ダッシュした~。


んにしてもらいかチャンの洋服可愛かったな。


私も欲しい(笑)


あと1回見て目に焼き付けとこ。



後ろを振り返ったらるいきサンらしき人が近くにいた。


今日もデートか。


洋服洋服!!!


視力いいからばっちり見えた。




でも…やっぱり同じはダメだよね。

目に焼き付いて消えないよ。


目悪い方がよかったなぁ。
< 98 / 122 >

この作品をシェア

pagetop