らぶ☆すとーりー 3
~隼人side~



俺は、蘭子にキスをされた。



不意打ちだった。



それを見た綾乃は走って俺達の前から逃げ去ろうとした。



俺は綾乃を追い掛けたかった。



いや、追い掛けるつもりだった。



しかし、



「いかないで!」



と、俺の腕をしっかり握る蘭子。



「いかないで・・・。」



俺は、涙を見せる蘭子を一人には出来なかった・・・。





そして、



「そこまで送る。」



そう言って、俺達も会社を出た。




~隼人sideおわり~




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