らぶ☆すとーりー 3
ベットでぐったりしている私に、腕枕をしてくれる隼人。



温かい・・・。



隼人は自分の事を話し始めた。



「俺は・・・市川建設の息子なんだ・・・。」



「えっ?」



市川建設って私達の会社・・・。



「その事は誰も知らない。入社時も皆と一緒に面接を受けて受かったんだ。」



「うん・・・。」



「俺にはずっと言われていた許婚と言うものがいた。


 だが、俺は従うきはもともと無かった。

  
 彼女は・・・蘭子は、小さい時から知っていて妹みたいなもんだったんだ。


 でも、蘭子は違ったらしい・・・。」




「うん・・・。」



「俺はもうすぐ30になる。


 だから、親がもうそろそろ社長の勉強をする為に身を固めたらどうだ?といいだした。


 俺は断った。蘭子にも・・・。」




「けど、蘭子さんはまだ隼人の事が好きなんだね。」



「そうらしい・・・。」



隼人は溜息を付いた。    




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