らぶ☆すとーりー 3
次の日、俺は社長に呼び出された。



コンコン。



「入れ。」



秘書がドアを開け、



「隼人様がお見えになりました。」



「ふむ。」



そう言って俺の顔を見た。



「昨日はすまなかったな。外出中で。」



「いいえ、こちらこそ急にすみません。」



「で、話って何だったのかね?」



父は本当に綾乃の事を辞めさせたんじゃないのか?



そう思えるほど、父は落ち着いていた。




< 144 / 179 >

この作品をシェア

pagetop