らぶ☆すとーりー 3
「えっ?・・・」



聞こえちゃった?みたいな顔をしてオドオドする蘭子。



俺はそんな蘭子に手加減をする訳もなく



右腕を掴み



「どう言う事か言ってみろ!」



と怒鳴った。




「ごめんなさい・・・隼人さん・・・怒らないで・・・。」



「だからどう言う事だか言え・・・。」



「私が頼んだの・・・おじ様に・・・戸田さんをあなたから離してって。」



「えっ?」



「離してって頼んだだけよ!辞めさせてとは言ってないわ!」



「そんなのどっちでも一緒だ!」



俺は蘭子の手を離し、社長室へ向かった。







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