らぶ☆すとーりー 3
「隼人・・・1年間アメリカへ行きなさい。勉強の為に。」




「えっ・・・?俺は行かない!綾乃と別れる気はない!」




隼人のお父さんは私達を見てニコッと微笑んだ。



「誰が1人でと言った?」




「「えっ?」」




「隼人、綾乃さんも連れて行きなさい。



 綾乃さんも、時期に社長夫人になるんだ。



 そこで英語を覚えてくると良い。



 美術の勉強もしてきたらどうですか?」




私と隼人は顔を見合わせた。



「お父様良いんですか?」



「隼人には負けたよ。



 隼人のこんな嬉しそうな顔、久し振りに見た。



 ここで私が反対なんかしたら、



 私が一生後悔する。


 
 隼人・・・綾乃さんと一緒に生きていきなさい。」







< 177 / 179 >

この作品をシェア

pagetop