らぶ☆すとーりー 3
「隼人?」



私は隼人の顔を覗きながら呼んでみた。



「あぁ、悪い。何か話してたか?」



「うううん?別に。」



私は横に首を振った。



隼人何か悩み事?



「隼人・・・?」



「綾乃、ごめん。」



えっ?急にどうしたの?



「ホワイトデー。一緒にいてやれないんだ。」



「えっ?」



「ちょっと用事が出来て・・・。」



「仕事?」



「あぁ・・・そんな所かな。」



「いいよ。仕事じゃしょうがないもん。」



「ごめんな・・・。」



「いいよ。その代わり今日沢山わがまま聞いてね!」



「ふっ。分かったよ。」



最初は、なんだそんな事か?と思った。



しかし、今の隼人・・・笑ってるように見えるけど、目が笑ってないよ?



何か別に悩んでいるの・・・?



何かあるなら私に隠さず言って欲しいよ・・・隼人。






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