らぶ☆すとーりー 3
「綾乃?今日は何処に行こうか?」



何かを取っ払うかのように、私に話しかけてきてくれる隼人。



やっぱり、ホワイトデーの事で悩んでいたのかな?



「うーん、海!海が良い!」



「まだ寒いかもしれないぞ?」



「いいの。」






「ねぇ?あの・・・思い出の海に行きたい。」



「少し遠いぞ?」



「わがまま聞いてくれるんでしょ?」



「ふっ、わかったよ。」





そう言って、笑顔を見せてくれる隼人。



「早くしないと置いてくぞ!」



「は~いっ!」





そして、私達は思い出の海へと向かった。




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