らぶ☆すとーりー 3
「あっ、これ可愛い~♪」



私は、遠藤さんの手を引っ張る。



私が手に取ったのは、チョコレートの形をした携帯ストラップの数々。



板チョコやポッキーなど色々あった。



私は四角いビスケットにチョコレートが掛かっている物を選んだ。



手を頭の上にやり目の前でブラブラと揺らす。



「可愛い♪」



そうすると、遠藤さんは



「これ1つ下さい。」



と言って私の手にポンと置いてくれた。



「今日付き合ってくれたお礼。」



「ありがとうございますっ!」




私はすぐに自分の携帯にストラップを付けようとした。



しかしなかなか着ける事が出来なかった。





それは隼人とのお揃いのストラップが・・・





「近づくな!」と邪魔をしている様にもみえたのだった・・。



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