らぶ☆すとーりー 3
「誰か良い人材はいるか?」



俺に聞く上司。



そうだ・・・。



「あの、これからプロジェクトも軌道に乗っていきますし、補佐的な人が良いのではないでしょうか?机もこの調子ですし・・・。」



上司は俺の指を指す方を見た。



「そうだね・・・雑務や補佐をしてくれる人がいいかもな。」



俺は仕事に私情を挟まないのがポリシーだった。



しかし、綾乃と付き合うようになって俺は変わった。



基本は変わらないのだが、少し人間らしくなった?とでも言うのだろうか。



仕事にもたまに感情を出すようになっていた。




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