らぶ☆すとーりー 3
隼人の1日
~隼人side~



俺は、今・・・全国で名の知れた高級レストランにいる。



それも、横には両親。



周りを見ると仲良さそうなカップルがちらほら。



はぁ・・・今日はホワイトデーなのに、何でこんな所にいなくてはいけないんだ。



「隼人さん!」



そう、俺を呼んだのは『朝比奈蘭子』。



朝比奈物産の次女。



そして、横にいるのは彼女の両親。



朝比奈物産の社長でもある。



俺達は3人を立って出迎える。



「これは、遅くなってすまなかったね。」



「いやいや、私達も今来た所なんだ。なぁ、お前?」



「はい。」



親同士は仲が良い。



というよりは、仕事の付き合いの延長とでも言うのだろうか。



< 93 / 179 >

この作品をシェア

pagetop