ぜりー えっぐ ―スマイル リズム―
おちゃめに楽しく。
4 月1日 温か〜い昼頃ゴロ。

人間のスニーカーから、歩いている最中に小さなぬいぐるみの可愛いアクセサリーのCDデッキがブツンと切れて落ちた。

釣糸を引っ張られるようにしてCDデッキが、誰もいない蔵に入って行く。 太陽の光のピンライトが、当たる所で止まった。

天使がネズミをからかってほこりの溜まった木の床を動きまわる。 ギー〜ィッとにぶい音。

マイケルのスリラーがCDから流れる。  室内のチリがそこかしこで人間の形を創り、墓から蘇るゾンビの様に不気味に出て来た。 ダンスを踊る。
 ムーンウォークをする。
突然音楽がスリラーから、タンゴに変わり、やがて一階は、中央付近のダンスコンテストの場から、全体を使う舞踏会へ変わって行った。

色とりどりのプチマッチ棒ペアがフロアーを独占する。
te、te、te、chul、chu、chu、
 te、re、re、te、re、tere.

end前でマッチ棒のリンが円を書いてたかれ、火をつけた。
キャンプの焚き火の演出をし、床にモナリザの絵を描き出し、最後を迎える。

一瞬の微風により、灰絵は、消失し、蔵は、また日頃の静寂さを取り戻した。
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