ありがとうって‥
しばらくして、私が君の働く食堂に
手伝いに行ったりしてて
彼氏と会えない日々の中


「俺、咲チャンが好きなんだ」


「はい?亮チャン冗談はよしてよ」

「本気なんだって!彼氏と
別れてよ!」

「嫌だし!亮チャンは寂しいから
側にいる咲を好きになったって
勘違いしてるだけだよ」

「俺の事嫌いなの?」

「嫌いって言ったら嘘に
なるけど、好きって言ったら
もう後には戻れないもん」


君はそれでもいい!
勘違いなんかじゃない!

って、言ってたね。

その時の私は可愛い弟くらいにしか思ってなかったから
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