窓、ひらけば君と恋。
生まれた恋
ミーンミーン…
蝉の大合唱が私の耳に容赦なく入り込んでくる…
「はぁー…」
今は夏休みの真っ只中。なのに何故私はため息をついているのか…
「夏休みもあと半分かあ。勉強、勉強の夏休みになりそうだよ…」
今年はあまりいい思い出がない…
「中学最後の夏休みがあっ…」
私はうなだれながら勉強を再開した。
『ここに机置きますよ〜』
『お願いします』
ん?隣に人が…おかしいな…
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生まれた恋