窓、ひらけば君と恋。
スローモーションのように落ちていく。


私は死ぬの?顔に傷とかできたら嫌だな…


なんか足元が軽い。


私はゆっくり目を閉じた。



落ちる…


頭がガンガンする…


目を開ける…


松原君がいた…


私を受け止めようとしていた…


日誌が下に落ちていた…



私は松原君の側に落ちて……いかなかった。


松原君の手前で足が着地し足をくじいた…



「イタッ…」



私はそのまま前に倒れた…



そして…



松原君の顔が目の前にあった。


彼は私を抱きしめた…



でも…何かが口にあたっていた…



ゆっくり目を開けると…



「……!!」



私は松原君とキスをしてしまった…


熱かった顔がいっきに上昇した…



頭がガンガンする…



松原君はそっと顔を離した。


私はゆっくりとその場に倒れ込んだ。



私はその場にあった日誌をとると、立ち上がった。



「あ…の……頭が…痛いので……ここで………すみません………」



私は何も考えられなかった。



すると、松原君が…



「足、ひねっただろ。保健室いくぞ」


そう言うと私の手を引っ張った。



「えっ…」





きっと私の熱は38℃まで上がったと思う…
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