ワタシノ好キナ王子サマ★
基之君の力強い腕から降ろしてもらった私は、長い間放置されていた、鞄を手に取った。
「改めてすみませんでした。急な下り坂を本気で走った俺は馬鹿っす。」
基之君は何故かまた謝った。
「…そうだ!!二人にお詫びさせて下さい!!」
その言葉と同時に基之君の顔が輝いた。
「は!?」
和哉は驚いていた。
「意味分かんねぇ。なんで俺まで??…遠慮しとくわ。」
「私もいいよ。避けなかったのが悪いんだし。」
私も和哉につられて、誘いを断った。
「改めてすみませんでした。急な下り坂を本気で走った俺は馬鹿っす。」
基之君は何故かまた謝った。
「…そうだ!!二人にお詫びさせて下さい!!」
その言葉と同時に基之君の顔が輝いた。
「は!?」
和哉は驚いていた。
「意味分かんねぇ。なんで俺まで??…遠慮しとくわ。」
「私もいいよ。避けなかったのが悪いんだし。」
私も和哉につられて、誘いを断った。