ワタシノ好キナ王子サマ★
『了解!!待ってるよ〜♪』
とメールを送信すると、私は歯磨きをした。
―…
15分後。
和哉は時間通りやって来た。
「夢乃!!カッチャンが待ってるよ??早くしな!!」
「分かってるぅ〜!!」
なのに、私の方が慌てている。
いつもの事なんだけど、いくら朝早く起きても、ついついのんびりし過ぎて、和哉を待たせてしまうのです…。
2分後…
「ごめんねぇ??和哉…。」
「またかよ。お前、待ってねぇじゃん。待たせてんじゃん。」
和哉は厳しかった。