ワタシノ好キナ王子サマ★
「危ない!!危ない!!危な〜い!!!」


急に、誰か知らない男子の声が聞こえた。


私と和哉は声のする方を振り向いた。


そこは下り坂で、猛ダッシュしている男子が猛スピードで下っていた。


問題はその距離が、私の目の前だったっていうこ…


『どかっ』


…と…。


「う、うわぁ!!大丈夫っすかぁ!?」


見知らぬ彼は勢い良くぶつかっても平気らしかった。


あぁ、今日の占いは当たっていたや…。
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