永遠に―とわに―


通りすがりのヒーローは私が泣き止むまで一緒にいてくれた。

















「大丈夫か??」


さっきの怒鳴り声とは別人のような優しい声。


なんだか


安心する。


子供をなだめるお父さんのような優しい声


私にお父さんがいなかったためか、彼のお父さんのような優しい声に惹かれた。


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