永遠に―とわに―


「そ、うなんだ〜」


私も苦笑いを浮かべるしかなかった


「つか何でこんな店で働いてんの??」


急に悠の顔が真剣になる


と言うか怒っているようにも見える。


「えっと、それは……」


私は口ごもる…


だって借金あるなんて恥ずかしくて言えないよ


誰だって好きな人の前ではいい子ぶりたいもんね


「私…お父さんいないから」


そう言うしかなかった。


でも本当のことだからいいよね!?


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