禁断的な愛し方
確かに受験生だ




「でもどうして?半年前まであんなに陸上!陸上!
って頑張ってたじゃないそして推薦でK大に行って体育教師になるって」




叫んだ 祥次は黙ったままだった




「昔のお兄ちゃんに戻ってよ!あの頃のカッコイイお兄ちゃんに、私の誇りだった。なのに皆、期待してるのに!ひどい、お兄ちゃんらしくない」





泣きそう




「お前に関係 ないだろ」




冷たい目線で




「関係なくない!お願いだからーあの頃のお兄ちゃんに戻ってよ」




光は祥次に抱き着いた




「光」




顔真っ赤


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