禁断的な愛し方

最終章

[私は一生、お兄ちゃんの隣にいられることはできないんだね。別の誰かが]




「俺は結婚なんてしない。お前が相手じゃなきゃ。絶対にするもんか」





「何言ってんの?」




と立ち上がり




「俺達、兄妹でもなんでもなかったんだよ。光の母さんが言っいてた。血液検査でお前の血液型がAじゃなくOだったって。俺達、血繋がってないんだって」




優しく抱きしめた




「…本当?嘘とか冗談じゃない?」





「ああ。大好きだ。もう、二度とお前をはなしたりしない。」




7年ぶりに二人は


キスをかわした。


二人は涙を流した。




そして


光は無事退院した。




そして


3月 光は卒業式を迎えた



卒業式には


祥次・実母に祥次の母父も同席してくれた
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