禁断的な愛し方
「うん」




答えた




「光」




抱きしめた ぎゅうっと




「え!」




祥次は眠っていた




「って、寝てんの?」




ひいた




「早く、寝ろ」




目を閉じたまま答えた




「おやすみ」




笑顔で




「おやすみ」




答えてくれた




次の朝 ちなみに土曜 光は跳び起きた




「はあ!よく寝た」




すると 祥次が目の前で着替えていた




「きゃ!お兄ちゃん、朝っぱらから何?っていうか何着替えてんのよ」




顔真っ赤





「何って?でかけんだよ?一ヶ月後に大会があんだぞ?その間、体鍛えないと」




真剣 でも結構 筋肉はついている




「けど、拓也のかわりで大会に出るだけでしょう?」









「もう。そんなの関係ねぇよ。ってかきっかけ?俺、もう一度やる気出すって、決めたんだ。お前のおかげで」




ドキドキ




「そんなこと」




胸キュン




「いんや、お前のおかげだ」




笑顔で





「なら、お前も一緒にやるか?ジョギング」




ジョギング?




「ジョギングなら毎日やってるじゃない?」




確かに




「今回はただのジョギングじゃなくて、途中、ウラウラ山のぼりもだ!」




山のぼり?




「足、腰、鍛える」




真剣




「わかった!」




祥次はいつのまにか着替えていた




「お前も早く着替えろよ?んなら、俺の目の前で着替えていてくれてもいいけど」




エロ笑顔




「バカ」




そして着替え終わった
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