禁断的な愛し方
「結構小さい山だから、あっというまに頂上に着くだろ?」




確かに小さい




「わざわざこんな小さい山にしなくても、もっと大きい山にすればよかったのに」









「そりゃあ。足手まといがいるからな」




笑顔で




「足手まといって、私のこと?」




聞いた




「ああ![真面目]なんてな。さあ早く行こうぜ」




山を上ることにした そして もうすぐ頂上というところで




「はあーちょっと、休もうよ?」




聞いた




「後、もー少しだから。がんばれ」





確かに頂上が見えて来た




「本当だ」




そして頂上に着いた さすがに頂上から見る景色は格別だ




「綺麗」




ボソッと光は呟いた




「ああ!」




光が祥次を見た瞬間 祥次はポラロイドカメラで光の写真をとった






「ナイスショット」




笑顔で




「ちょっと、いきなり」




驚いた




「さあ、飯食おうぜ!」




近くに岩に腰掛けた




「やっぱ!うま!」




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