禁断的な愛し方
枕で叩いた




「なっ何も殴るこたあねえだろ」

「もう!寝る」




光はまた横になった




「おい!まあ、いいかな」





呟きながら部屋から出て行った





夢の中






光は気がついた





「夢?」





私あれから本当に寝ちゃったんだ





「長谷田生です!」





生クン?





「俺、転校することになったんだ」





転校?そういえば 卒業まじかで転校していったんだっけ





「好きだよ。俺がまたこの街に戻ってきたら。俺と」






その続きの生の言葉が思い出せない あの時 なんて言おうとしていたのか そういえば お兄ちゃんと仲よかったけ?お兄ちゃんと同じように走ることが大好きで 今はどうしているのかわからない。なぜかもう一度会いたいと思ってしまう  気がつくと




[目を覚ますと]




次の日になっていた





日曜日 ダブルデートの日 駅前で約束をしていた

雫達はなかなか来ない







「時間に遅れるなんて、ルーズだなぁ」




祥次はあまりのり気ではなかった その時 雫と拓也が駆け寄って来た




「ごめんなさい、遅れてしまって」





二人に気がついた





「さあ、まずは映画でも見に行くか」




雫の肩に手をやった
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