禁断的な愛し方
「祥次さん」




ドキッとした 光はあまりいい気分ではなかった
すると 拓也も光の肩に手をやった光はドキッとした
拓也は黙ったままだった

そして 映画館に向かった
そして 着いた




ポップコーンとジュースを買った

中に入ると休みの日なので かなり賑わっていた
とにかく 二手に別れていた そして 数分後 気がつくと
拓也の腕と思って 掴んでいたのは 祥次の腕だった

光はかなり驚いた 黙ったまま





「偶然だよ、偶然。早く席探そう」





結局 二人で座ることにした  光の隣の席はなぜか開いていた





「雫ちゃん達、大丈夫かな?」
「まあ、大丈夫だろ。気にすんなよ」





なぜか 祥次は光の手を握っていた光は自力で 手をはなそうとするが
祥次はそんな気はなさそうだった 結局握ったままにしていた




「いやなら、はなしてもいいんだぜ」
「え!」







と言いながら 光に優しい笑顔を見せた 光は思わずうっとり





「別にいいけど?このままでも」
「そっか」





ニコニコ ちょっと力を入れて握った





「ったあ!」
「え!ごめん」
「冗談」

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