禁断的な愛し方
数分後




「さあ、ここまで来ればもういいでしょう?」
「何が?」





少年は呟いた





「さっきから初対面のくせに。いい加減に私達をからかうのはよしてよ」




と言いながら祥次の腕に手を




「私、お兄ちゃんが大好きなの」
[恋愛感情だけど]





祥次はドキッとした 胸キュンキュン





「究極のブラコンなんだから、お兄ちゃんは誰にも渡さないわ!」





叫んだ 叫んでいる 自分がめちゃめちゃ恥ずかしい

祥次はかなり嬉しそう 光に顔をくっつけ




「そう!まるで恋人同士みたいに仲良いんだよな?」





光にホオズリした 光は顔真っ赤
すると




「あはは!」




少年は笑いだした






「やっぱ。変わってねぇなあ!お前ら」





???





「覚えてねぇのかよ?光ちゃんに祥次!俺だよ。長谷田生」
< 70 / 124 >

この作品をシェア

pagetop