禁断的な愛し方
生は祥次に聞いた




「どうしたんだよ?いきなり?」




いつのまにか 雫がいなくなっていた




「あれ?雫ちゃんは?」




光が一番先に気がついた




「そういえば、さっき出てったぜ。ああ、カワイソウにあんなこっとしっちまって、かなりショックだったんだよな」




「俺、彼女追い掛けるよ」「それがいいよ」




「なんで、わざわざ?」




聞いた





祥次は一瞬 光を見た




「俺、光にたいして、好きとか愛とかそうゆう感情ねぇから。俺は今は雫と付き合っているから」





語った




「けど。祥次さん、光のことが好きって」




まだ覚えていた




「ああ、好きだったよ?けど血が繋がってないって言っても、兄妹は兄妹だから。けじめつけなきゃな。俺は彼女を選ぶ」




生は驚いた





「光、これでいいんだよな?」




光の肩を触った




「うっうん」
「ホントにいいのか?祥次?」




祥次は息を飲んだ

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