禁断的な愛し方
「そろそろ帰るか」




立ち上がった

それから数日がたった 来週はついに大会
光は短距離で 祥次が長距離だ

最近父さんの帰りが遅い

ある夜 光は風呂に入っていた お母さんは先に眠っていた

その時 祥次が風呂場のドアを開けた




「いやあ!」




光は叫んだ




「何!いきなり入ってくるのよ!」





祥次はタオルを巻いていたが 上半身は裸だった

光は驚いてタオルを体に巻いた しかし 祥次はすでに光の裸をばっちり見ていた 祥次は下のタオルを取りながら湯舟につかっていた




「祥次!出て行ってよ!」





顔を真っ赤にしあまり目をあわさない




「いいじゃん!」
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