禁断的な愛し方
祥次は光の上着の中に手を入れた

光はドキっとした そして 胸に手をやろうとした

瞬間 祥次は光から放れた 光はまた[未遂?]と思った




「やめちゃうの?」




と光は聞いた 祥次は少々驚いた様子で




「お前、嫌じゃないのか?」




と光に聞いた





「え?嫌って聞かれたら別に嫌じゃないけど」




? ? ? 祥次は笑顔で立ち上がり




「なら俺は寝るよ」




とつぶやきながら 部屋から出ようとした

すると 光は立ち上がり




「祥次、今日一緒に寝るんじゃなかったの?」




と言いながら駆け寄り





「けど、ホントは嫌じゃないのか?」

「誰も嫌だとか言っていないよ。ただ恥ずかしいだけ。本当は……ウレシイ」




ウレシイを小声で言った




「そっかあ、なら一緒に寝よう」




と言いながら 二人はベットに入った 光はこれがはじめてでないと分かっていたのに なぜか妙に緊張感が 祥次も気付いていた

光は祥次を見ていた




「私達、ずっと一緒だよね?祥次は私だけのものよね?」




と問い掛けた





「うん?ああ、ずっと一緒さ。お前だけのものだよ?」




ずぅーっと ベットの中で優しく抱きしめた

心臓の鼓動が伝わってくる とても暖かい

ほのぼのとした感じがした 次の日にて

今日は学校 そりゃそうだ[ツッコミ] 登校中にて

光の頭の中に 雫の存在が

祥次は光に目線を



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