禁断的な愛し方
「でも、ホント突然だから。驚いたわ」

「もう少しで大会なのにな」




かなり残念 だと二人は思った




「でも、これがきっかけでふっきれると思うんです」





ふっきれる?




「俺への気持ちが?」

「はい」




と言いながら 雫はうなずいた




「正直、言うと。光ちゃんと祥次さんが実の兄妹じゃないと知った時はかなりショックでした。けど、今はだいぶふっきれました。光ちゃんと祥次さんならすごくあっているって思ったから。私なんて最初から出る幕なんてなかったって」

「そんなこと……」




何かいいたそうだった




「祥次さん、いいんです。もう。私 あなたに先輩の面影を見ていたんです。ホントにそっくりだった はじめて あなたを見た時 正直 がこぼれそうだった」

「雫ちゃん」




雫はまだ 亡くなった恋人[先輩]のことを愛していた

雫は昔のことを思い出した




回想・




「先輩?」




と雫は話しかけた




「俺、死ぬよ?」

「え!」

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