禁断的な愛し方

第10章

「あっはい。そうですけれど」

「そう。運動部?」




と聞かれ




「あっはい」




と答えた




「なら、少し付き合ってもらえるかしら?すぐに車出すから」




おばさんは携帯で車の手配をした




「あのお。そんな急に」

「あなたの本当の両親に関係があるの」





と真剣な表情で言った




「わかりました」




と言い

光はおばさんの車に乗り

どこかに迎った

祥次は練習に集中していて

気がつかなかった

車の中にて




「あのお。いったいどこに行くつもりですか?」




聞いてみた

しかし

おばさんは黙ったまま





「着いたら教えるわ。その前にいつまでも、そんな格好しないで。これに着替えなさい。」




服を渡した

すごく高そうな服だった




「え!ここで着替えるんですか?それにこんな高価な服」




少々混乱している

っていうか

最初から混乱しているのだった
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