禁断的な愛し方
その頃

祥次は練習を終え

家に帰宅しようとしていた

頭では

光のことばかり考えていた

それと

校門にいた

あのおばさんのことも




[光。もしかして、先に家に帰ってるかも。いや、きっとそうだ]




祥次は家に帰り着いた

時計の針は6時を指していた





カギを取り出そうとすると

開いていた

なんで

あけっぱなしなんだと

思いながら

家に入った

電気はなぜか

ついてなかった

まだ

帰ってないのか?

と思いながら

中にはいった

ちょっと怖かった

居間に行くと

両親がいた




「父さん、母さん、電気もつけないで。何してるんだよ?光は?」





黙ったままだった




「光は2階?」




と聞いてみた

祥次は電気をつけた

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