Two Strange InterestS
 そんな日々が、4日ほど続いた……ある日の、こと。

「あ――都ちゃん、ちょっといいかな?」

 大学からの帰り道、コンビニの前で私を待っていた大樹君は、近づいてきた私を見るなり、苦笑。

「すっかり表情が死んでるね。誰かさんと同じってわけか」

「誰かさん?」

「そ。すっかり説明する順番を間違えて自滅した、俺のアホな親友と……だよ」
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