Two Strange InterestS
それから互いに分かるアニメやゲームの話で同意したり衝突したりしつつ、気がつけばそろそろ大学に戻る時間。俺は講義だけど、沢城さんは帰宅後、買った雑誌を読みふけるそうである。
「ん? 帰ったらゲーム三昧じゃないの?」
俺の素朴な疑問に、彼女は「それがねー……」と、急に落胆してため息をついた。
「私、ノートパソコンでゲームやってるんだけど、今、そのパソコンを寮の友達に貸しちゃってるの。戻ってくるのは早くて3日後……それまでは特典CDや画集でも見ながら妄想するしかないのよ……」
がくりと肩を落とした彼女は、「おかげでネットも出来ないし……やっぱり、安いデスクトップを買うために貯金しようかなぁ……」と、ぶつぶつ呟きながら最後のポテトをつまんだ。
ただ、いくら友達とはいえ、ギャルゲーがインストールされているパソコンを貸してしまう彼女を凄いと思ってしまうのは俺だけだろうか?
「ん? 帰ったらゲーム三昧じゃないの?」
俺の素朴な疑問に、彼女は「それがねー……」と、急に落胆してため息をついた。
「私、ノートパソコンでゲームやってるんだけど、今、そのパソコンを寮の友達に貸しちゃってるの。戻ってくるのは早くて3日後……それまでは特典CDや画集でも見ながら妄想するしかないのよ……」
がくりと肩を落とした彼女は、「おかげでネットも出来ないし……やっぱり、安いデスクトップを買うために貯金しようかなぁ……」と、ぶつぶつ呟きながら最後のポテトをつまんだ。
ただ、いくら友達とはいえ、ギャルゲーがインストールされているパソコンを貸してしまう彼女を凄いと思ってしまうのは俺だけだろうか?