Two Strange InterestS
「ちょっ……しん、た……んっ!!」
密着している彼の体が熱を帯びているのは……お酒を飲んだからに決まってる。ジュースと変わらない飲み物だけど、あれだけだけど、絶対そうだ。だって、そうでなきゃ、ここまで積極的に攻めてくるわけがないよ……多分。
触れた唇の先、彼の舌が口内で軽く動いた。っていうかリアルなキスだって実際初めてなんですけど私。
息苦しい、頭まで酸素が回らず、ぼんやりしてきた。
「新谷氏っ……ふむっ……んんっ!」
一旦離れた唇が再び重なるまで、3秒。少し角度を変えて、さっきよりも、深く。
ゲームをしているときは大袈裟な、かつ卑猥な音だと思ってたけど……案外、そんなこと、ないのかもしれないな。
そして気がつけば、私も彼を抱きしめているという現実。あぁもう、これは全て(お酒と)雰囲気のせい。多分好き同士、若さゆえの勢いだと思って、今日だけは何も考えないことにしよう。
ねぇ、新谷氏、私はそう思うんだけど。
キミは、どう思う?
密着している彼の体が熱を帯びているのは……お酒を飲んだからに決まってる。ジュースと変わらない飲み物だけど、あれだけだけど、絶対そうだ。だって、そうでなきゃ、ここまで積極的に攻めてくるわけがないよ……多分。
触れた唇の先、彼の舌が口内で軽く動いた。っていうかリアルなキスだって実際初めてなんですけど私。
息苦しい、頭まで酸素が回らず、ぼんやりしてきた。
「新谷氏っ……ふむっ……んんっ!」
一旦離れた唇が再び重なるまで、3秒。少し角度を変えて、さっきよりも、深く。
ゲームをしているときは大袈裟な、かつ卑猥な音だと思ってたけど……案外、そんなこと、ないのかもしれないな。
そして気がつけば、私も彼を抱きしめているという現実。あぁもう、これは全て(お酒と)雰囲気のせい。多分好き同士、若さゆえの勢いだと思って、今日だけは何も考えないことにしよう。
ねぇ、新谷氏、私はそう思うんだけど。
キミは、どう思う?