Two Strange InterestS
……疲れたという言葉が適切なのかどうかは分からない。
別に働いたわけでもないし、勉強したわけでもない。
ただ、体はだるい。何だか頭もフラフラするし……痛い。
色々痛い。
どこが痛いとか具体的な表現は避けるけど、鈍い痛みと感じたことのない妙な違和感は、脳内でどう処理すればいいのだろうか。
意識が何となく覚醒した私は、ぼんやりと瞼を開いて……天井を、見上げた。
カーテンの隙間から差し込む光が、夜じゃないことを――夜が明けたことを鮮明に伝えてくれる。
掛け布団の隙間から肌寒さを感じ、思わず一度身震いした。
そして、自覚する。
ココは私の部屋じゃなくて。
昨日のことは……よく分からないやり取りやその他諸々を含め、私に都合のいい夢じゃなくて。
そっと、左横に視線を移す。
そこにいるのは、安定した寝息で夢の中にいる彼の姿。相変わらず端整すぎる外見に、普段見慣れない眼鏡ナシの状態だから……ただでさえ耐性のない私は心臓が大きく波打ってしまう。
でも……昨日のあの時に比べたら、まだマシか。
私は思わず失笑して……色々思い出した途端に赤面した。
別に働いたわけでもないし、勉強したわけでもない。
ただ、体はだるい。何だか頭もフラフラするし……痛い。
色々痛い。
どこが痛いとか具体的な表現は避けるけど、鈍い痛みと感じたことのない妙な違和感は、脳内でどう処理すればいいのだろうか。
意識が何となく覚醒した私は、ぼんやりと瞼を開いて……天井を、見上げた。
カーテンの隙間から差し込む光が、夜じゃないことを――夜が明けたことを鮮明に伝えてくれる。
掛け布団の隙間から肌寒さを感じ、思わず一度身震いした。
そして、自覚する。
ココは私の部屋じゃなくて。
昨日のことは……よく分からないやり取りやその他諸々を含め、私に都合のいい夢じゃなくて。
そっと、左横に視線を移す。
そこにいるのは、安定した寝息で夢の中にいる彼の姿。相変わらず端整すぎる外見に、普段見慣れない眼鏡ナシの状態だから……ただでさえ耐性のない私は心臓が大きく波打ってしまう。
でも……昨日のあの時に比べたら、まだマシか。
私は思わず失笑して……色々思い出した途端に赤面した。