Two Strange InterestS
01:まずはキミにいいことがありますように
 私と彼の出会いはあまりにも特殊であり、それ故非常に勝手ながら「縁」を感じてしまうのだが……詳細を語り始めると自分が虚しくなるし、一部からはネタにしかされないので、あまり人前で口に出そうとは思わないし、脚色をするしかないのが現状。

 ただ、ある程度は暴露しておかないと物語が進まないので……今回は恥を忍んで、花の女子大生であることを忘れて腐女子になろうと思う。


 ただし、私の場合は、ベクトルの向きが少し――いや、大分違う「腐女子」だと思っているのだが。
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