☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~
いつもと少し違う義人の表情。
切なそうな顔してあたしの名前を呟いた。
「俺の事……、
……好きか?」
ドッキン~。
その言葉に耳を疑う。
だって、今までこんな言葉言われた事がないし。
優しく甘い声で聞くんだもん。
“俺の事好き?”
胸がキュンってなっちゃう。
しかも、耳まで真っ赤にしちゃって、可愛い。
そして、あたしは迷わず答えた。
「…好き…。」
ってね。
再び顔が近付いて、今までに無い様な優しく、甘いキスの嵐。