☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~
中学の時から、何かと言えばあたしの近くに居た加賀君。
あたしを好きだったなんて、全然知らなくて。
いつも明るく振る舞っていてくれたね。
そんな、加賀君を友達として好きだよ…あたし。
席に着く加賀は、
「おっす!」
あたしに笑顔をむけた。
「おはよ!」
あたしも普通に挨拶した。
「成田にちゃんと守ってもらえよ!」
笑顔で言う。
「う、うん!」
加賀君…。
ありがとう。
ホントにありがとうね。