☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~



そして学校。



俺は隣りのクラスに多栄を探しにいった。



そこには、皆に囲まれている多栄。


凄く困った顔をしていた。



皆の事、わかんねーんだ。



そこで俺は多栄を屋上まで連れて行く事にした。



後ろからちょこちょこついてくる多栄が可愛いくて、自然と顔が緩む。


重いドアを開けると、そこは俺の特別な場所。



この場所が俺の頼みの綱なんだ。



なぁ?
多栄。ここ…。
覚えてねーか?



告った場所…。
嫉妬しては八つ当たりした場所。



俺にとっては特別な場所なんだ。



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