☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~



綺麗な瞳で見詰められ…、高鳴る胸。



「やだ!急にに黙るし~ビックリするじゃん。もしかして、あたしの顔に何か付いてる?」



なんて、焦るのを必死で隠すつもりが、早口でカミカミ。



あたし…バカ。



暫く歩いていると、自販機で立ち止まる義人クン。



「何か飲まね?」


「うん!」



すると、財布から小銭を取り出した義人クンは迷う事なくボタンを押した。



出て来たのは?



「はい!」



手渡された飲み物。



受け取ると、



「お前、これ好きだろ?」



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