☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~
「そうなんだー。ちょっと安心!」
「早く来いよ!」
「うん!」
電話を切り、部屋を出た。
リビングであたしの用意を待っていたママに、
「こんな感じでいい?」
服やヘヤースタイルを見せる。
「飾らなくていいの、有りのままを見てもらいなさい。」
優しく微笑むママ。
あたしとママは家を出た。
車が止まり、義人の家に到着。
すると、玄関から出て来た義人。
「今日はわざわざすみません。」