☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~
夕方になり、辺りが薄暗くなり始める。
すると、いきなり露店で立ち止まる義人。
見たいアクセでもあるのがと、あたしも義人の隣りに並んだ。
「これどう?」
義人が見せたのは指輪。
「いいじゃん!」
あたしが喜んで答えると、
「多栄もこれと同じヤツの探せよ。」
の一言。
ん?
義人は自分のを見てたんじゃなかったんだ!!
凄く嬉しい。
義人とペアリング!!
あたしもサイズを探し指に付けてみた。
いいじゃん♪
ニコって義人に手を見せる。
「決まり!」
そう言って買ってくれたんだ!