よごれた制服


「ちょっとー羅夢、こっち来て」
『はい』
羅夢は、さっきあった事を思い出していた。
羅夢は、先輩達の秘密基地に呼ばれた。
『なんですか?』
「ちょっとさぁ~、頼みごとがあるんだけど。」
『何ですか?』
「あのぉ、莉奈っていう奴さぁ、ちょーウザイんだけど。」
『えっ、』
「もぅ、頼みごとはだいたい分かったょね?」
『何ですか?すみません。分かりません。』
「まだわかんねーのかょ!!」
羅夢は先輩に髪の毛をつかまれた。
「だからー、莉奈って奴をリンチして欲しいの」
『え??』
「先輩の言う事は絶対だょな?」
『・・・』
「返事しろょ!!」
『えっ。本気で言ってるんですか?』
「ウソでこんな事いわねーし。」
『分かりました』
「あっ、絶対先生にばれないようにしろよ」
『はい。』


羅夢は、先輩の頼みを受け入れてしまった。
『どぅしよう。』
こうなったら、やるしかない!!
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